バディ・ホリーはエルヴィス・プレスリーと同様、ロックのスタイルを作り上げた一人です。
エルヴィス・プレスリーら多くのロカビリアンがロックのワイルドさを表現したとするなら、バディ・ホリーはエヴァリー・ブラザーズのようにロックの繊細さを表現した一人と言えるでしょう。
彼の音楽はイギリスを皮切りに世界中を席巻することとなります。そしてその聴衆の中には若き日のジョン・レノン、ポール・マッカートニー、そしてエリック・クラプトンらもいました。
黒ぶちのロイド眼鏡にネクタイ姿で歌う彼の音楽は、その繊細なイメージと軽快で透明なサウンドから他のアーチストとは一線を画するものでした。
ロカビリーの影響を受けながらもホリーならではの世界を感じるメロディー。初めて聴くとビートルズ系、しばらくしてバディ・ホリー系と感じる音楽。つまりオンリー・ワンな感じです。
また「クリケッツ」というバンド編成でのライブは後のローリング・ストーンズら多くのロック・グループのお手本にもなりました。
Disc 1 (# : The Billboard)
10. Rock around with Ollie Vee 試聴 iTunes
15. That’ll Be the Day (#1)
19. Everyday
20. Tell Me How
23. Oh, Boy! (#10)
25. Peggy Sue (#3)
Disc 2
01. I’m Gonna Love You Too
05. Maybe Baby (#17)
08. Rave On (#37)
14. Heartbeat (#82)
20. It Doesn’t Matter Anymore (#13)
22. Peggy Sue Got Married
まさに彗星のように登場したホリーですが、22歳の若さで突然他界してしまいます。
1959年2月、「ラ・バンバ」のリッチー・ヴァレンス、「シャンティリー・レース」のビック・ホッパーらと一緒にチャーターした飛行機が墜落してしまうのです。
彼等はツアー中で、飛行機は目的地に少しでも早く着いてシャツを洗濯したかったがための選択でした。
生きていれば彼の音楽はもっと爆発していたことでしょう。ストーンズやビートルズのように・・・。
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