映画「コクリコ坂から」。言わずと知れたスタジオジブリの新作アニメだが、この「コクリコ」という言葉の響き、そして映画のタイトル、実にインパクトがあってスマッシュな印象だ。
ところで、コクリコ坂の「コクリコ」ってどんな意味?と思ったところ、「コクリコ」とはフランス語で「ひなげし(虞美人草)」の意味なんだとか。ということは、コクリコ坂とは、ひなげしの花が咲く坂道?って意味にもとれるわけだ。
フランス語教室の「カルチェ ラタン」さんによれば、「コクリコ(Coquelicot)」の言葉には、フランスの国鳥でもある雄鶏の「Coq(コック)」と、その鳴き声の「Cocorico(ココリコ)」が言葉遊び的に隠れているのだとか。そして、そんな意味もあってか、フランス国旗には「ひなげしの赤」が使われているのだとか。
そういえば、コクリコ坂の舞台となった横浜元町(元町公園)にも、フランス人商人ジェラールが作った水屋敷や煉瓦工場があったので、コクリコ坂もそういうタイトルをつけるあたりに、横浜とフランスとの関係、歴史を意識してるのかもしれない。
とはいえ、ジブリの映画「コクリコ坂から」のコクリコは、関連記事にあるようにレストラン「コクリコ」からとったもの。もっとも、お店は純粋に花の名前からコクリコと名付けたのでしょうが。
ちなみに、コクリコ坂には主題歌「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」の他に、挿入歌の「上を向いて歩こう」や「白い花の咲く頃」など懐かしい曲が流れている。その意味では、アグネス・チャンの「ひなげしの花」が流れても結構タイムリーだったんじゃない?なんて思わなくもない・・・(´・ω・`)
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意味が分からない
つまり「コクリコ」の意味は、純粋にはフランス語で「ひなげし(虞美人草)」ということです。ですが、関連記事にあるように、ジブリ映画の「コクリコ坂から」の「コクリコ」は、ひなげしを意識したり鶏の鳴き声を意識したものというよりは、原作漫画の打ち合わせに使っていいたお店「コクリコ」が由来なようです。もっとも、そのお店はフランス語としての「コクリコ」をお店の名前に使用したのでしょうが。
つまり、こくりこは、ひなげしです。