アニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」。本格派のオリジナルアニメで、個人的感想では脚本、演出におかしいところを感じないとてもよく出来たアニメといった印象。それだけでも嬉しいのに、このアニメは音楽、CDが凄くキャッチー。OPの中島美嘉もいいのだけれど、アニメ好き、キャラソン好きとしては、エンディングを歌うXX:me(キス・ミー)のキャラクターソングにとても心が動いた。
歌っているのは主要ヒロイン5人によるユニット「XX:me(キス・ミー)」で、ヒロインのゼロツー(戸松遥)をはじめとする、イチゴ(市ノ瀬加那)、ミク(山下七海)、ココロ(早見沙織)、イクノ(石上静香)の5人で構成。5人によるコーラスがとても強力で、メロディの良さも相まって、キラキラ感、盛り上がりが止まらない感じだ。
作詞作曲しているのが杉山勝彦という人。乃木坂46等にも曲を提供しているらしく、ダリフラで聴かせる音もとにかくメロディアスでキャッチー。CDにはエンディング曲が3曲収録されているのだが、どれも外れなし。スマッシュヒット。価値ある1枚だ。
■DARLING in the FRANXX Ending Collection Vol.1
1. トリカゴ 試聴 Apple
2. 真夏のセツナ 試聴 Apple
3. Beautiful World 試聴 Apple
4. トリカゴ (TV Size ver. 歌唱:ミク)
5. 真夏のセツナ (TV Size ver. 歌唱:イチゴ)
6. Beautiful World (TV Size ver. 歌唱:ゼロツー)
面白いのが、おまけで付いているTVサイズ曲。自分は一般的には短いだけな感じであまり聴くことはないのだけれど、このCDではそれぞれがミク、イチゴ、ゼロツーのソロ曲になっている。この辺は上手い感じ。付属DVDにはノンクレジットエンディングアニメも付いている。無駄すらも無い感じだ。
2曲目の「真夏のセツナ」は7話でのみ流れた曲。CDで聴いた時はかなり新鮮に感じた。歌詞を聴いていて「ああ、あの海水浴の回ね」とほくそ笑む感じ。そして、この曲のソロVerを歌っているイチゴ、市ノ瀬加那の名前も新鮮だった。歌声を機に調べて知ったのだが、イチゴ役は彼女にとって初のメインキャストだったらしい。
「トリカゴ」で一気に駆け上がり、「真夏のセツナ」で思いっきり楽しんで、「Beautiful World」で大団円。そんなアルバムだ。
このユニット。アニメ終了と共に解散するのだろうが、音楽の良さを思うとちょっと惜しい感じ。作詞作曲の杉山勝彦も含め、ユニットなりバンドなりでしばらく活動を続けて欲しいところだ。
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