最近ドラマ見なくなったな・・・と、ふと気づく。

いわゆる「テレビ離れ」ってこともあるんだろうけど、それ以上に、最近のドラマはタイトル見ても、番宣見ても、「なんかなぁ・・・」って感じ。キャストを見ても「おっ!」って顔ぶれは無いし、設定やストーリーを見ても「面白そう」と感じるドラマが無い。

ドラマを作る側にはそれなりの方法論があってドラマを作っているのだろうが、実際問題、ここまで視聴率が取れないのだから、その方法は間違っていると認識すべきだと思う。誰がどういう理由で出演者を決め、脚本を選択しているのかは分からないが、その方法はおそらく間違いなのだと思う。

先ず、出演者の決め方が一辺倒。お決まりすぎて見る気もしない。主要キャストは大抵ジャニーズやアイドル、朝ドラ女優など。イケメンや可愛い子、時の人にすれば視聴率を取れると思っているのだろうが、その時点で「引いている」視聴者が多いことに制作サイドは気づいていない。

同じジャニーズやアイドルを使うにしても、もう少しナナメな視点から視聴者に「おっ!」と思わせる人を選ぶべきだろう。

あと、脚本が面白くない。致命的に。ドラマで一番重要なのがストーリーなのに。「本当にこの脚本が面白いの?」と、思わず聞いてみたくなるような脚本が多い。制作サイドは上がってきた脚本に何の疑いも持たないのだろうか・・・。旧態依然とした設定やストーリーに。主人公を持ち上げるだけで何の「ドラマ」も無いストーリーに・・・。

そもそも、ドラマの脚本家は、いわゆる「脚本家」と呼ばれる人でなくても良いんじゃないか?とさえ思う。最近は原作がマンガのドラマが多いが、それなら、いっそのこと漫画家に脚本を依頼すれば良いじゃないか?とさえ思う。漫画家に限らず、ゲームでも大ヒットするストーリーはあるし、舞台などでも面白いシナリオを書いてる人はいるだろう。

つまり、脚本は有名無名の知名度にこだわるより、脚本家でも漫画家でもゲームのシナリオライターでも、単純に「面白いかどうか」で決めるべきだと思う。

あと、個人的には「どんなドラマが見たい?」と聞かれれば、いち視聴者として、「こんなドラマが見たい!」と提案してみたいドラマがある。

それが、俳優たちが考える設定、ストーリーのドラマだ。俳優は台本どおり、監督の言うとおりに文句も言わず演じることが多いのだろうが、中には「つまらない脚本、演出だな」と感じながら演じている俳優も多いはず。俳優だってドラマや映画のプロ。それなら、俳優の感覚、センスでドラマを作ったほうが面白いんじゃない?というわけだ。

とはいえ、俳優は台本作りのプロではない。俳優はドラマの大筋や設定を考え、細かい技術的なところは脚本家が手助けする。つじつまの合わないところはフタッフが修正すればいいだけの話。きっと新しい感覚のドラマが生まれるに違いない。

あと、やはり脚本は一人で考えるよりも多くの人が関わった方が良いストーリーが出来る。1人の脚本家が書いた脚本でも、俳優やその他多くのスタッフがアイデアを出し合い、どんどん変えていけば、きっと良い設定、ストーリーのドラマができると思う。

どんなドラマが見たい!? 視聴者はこんなドラマが見たい!!
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