中村中の友達の詩、冗談なんかじゃないからネ

中村中（なかむらあたる）さんは21歳のシンガーソングライター。2006年6月にシングル「汚れた下着」でデビュー、9月には2ndシングル「友達の詩」がリリースされました。また、10月にはドラマ「私が私であるために」で俳優としても出演が決まっているなど、今後ますますの活躍が期待されています。

21歳とは思えない落ち着いた物腰と歌声の彼女。聴こえてくるメロディーもとてもシックで穏やかな音色となっています。ライヴでもしっかり歌えていて歌唱力も相当ありそう。いや、むしろライヴのほうが情感豊かで本来の「中村中」を実感できるのかもしれません。

■友達の詩
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2. 冗談なんかじゃないからネ

公式サイトを見てもらえば解ると思いますが、実は中村中さんは戸籍上は男性。でも初めて彼女の歌声やPV（公式サイトで見れます）を見た人は、皆彼のことを女性だと思うのではないでしょうか。自分も彼のことを「彼女」と書いてる時点で多少困惑してるんですけどね。
でも聴こえてくるメロディーは、素直な感情がストレートに歌われていてとてもピュア。言葉では上手く言えませんが、実際に聴いて体験してもらえれば、自分が何を言いたいのか解ってもらえると思います。

日テレ系ドラマコンプレックス「私が私であるために」の出演にあたり、自分が性同一性障害(GID)の悩みを抱えていることをカミングアウトした彼女。その勇気と素直な気持ちに拍手をしたいです。