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ラリー・ウィリアムズは1950年代から60年代にかけて活躍したR&B、ロックンロールシンガー。作曲、ピアノも自らこなし、その力強くファンキーな歌声は、アメリカの多くのファンから支持されました。
1957年にロイド・プライスのカバー「Just Because」でデビュー。続けて代表曲「Dizzy Miss Lizzy(ディジー・ミス・リジー)」を発表するなど、次々にヒットを連発しました。「ディジー・ミス・リジー」は後にビートルズがカバーしたり、またロックバンドの名前になったりと、まさにロックンロールのスタンダード的なナンバーとなりました。
◆Specialty Profiles Best of Larry Williams (# : Billboard)
01. Bony Moronie (#4 Black)
02. Just Because (#11 Black)
03. Short Fat Fannie (#5 Pop)
04. High School Dance (#5 Pop)
05. You Bug Me Bab (#45 Pop)
06. Dizzy, Miss Lizz (#69 Pop)
07. Rockin’ Pneumonia and the Boogie Woogie Flu
08. Hootchy-Koo
09. Bad Boy
10. Slow Down 試聴 iTunes
11. Little School Girl
12. Ting-A-Ling
13. Let Me Tell You, Baby
14. She Said Yea
10曲目「Slow Down」もロック史上に燦燦と名を残す名曲。ビートルズがカバーしたことでも知られ、そのノリノリでパンチの効いたメロディーは、かつてロックが「R&B」と呼ばれていた理由がよく分かる感じです。
このCDは、ラリー・ウィリアムズの音源としては比較的新しい2006年に発売された2枚組みアルバム。彼の音楽を知るには最適な一枚と言えるでしょう。ビートルズも愛したラリー・ウィリアムズの音楽、一度聴いてみてはいかがでしょうか。おすすめです。
Reviewer: ごまめ – 2007-1-7