少女革命ウテナは、宝塚を彷彿させる独特な世界観・音楽で絶大な人気を博したTVアニメーション。テレビ東京系列で放送、ミュージカル版、劇場版も公開されました。
アニメの中でシンボリックに描かれていた薔薇・・・。その耽美で美麗な雰囲気が音楽の中にも生かされています。聴こえてくる音色はQueenに代表されるビジュアル系プログレッシヴといった趣きで、ヴォーカルを担当するKannaさんの華麗な歌声がとても印象的です。
■Disc 1
ミュージカル「少女革命ウテナ」
■Disc 2
01. 薔薇の刻印の手紙1(インストゥルメンタル)
02. 強く気高く
03. 王子様がいい
04. 世界を革命するために1
05. 絶対運命黙示録2
06. 薔薇の花嫁
07. 影絵少女1
08. ウェルカム2
09. Eye catcher
10. 舞踏会の夜に
11. デュエリスト
12. 女の子の季節
13. 花のない薔薇
14. 守ってほしい
15. ありがとう愛を
16. 輪舞-revolution(TVサイズ)
03曲目「王子様がいい」は1-2曲目のプロローグを受けたキャッチーなロック。アルバムの冒頭にふさわしいノリのいい曲で、歌っているのは主役のウテナ(たぶん)。「守られるお姫様より王子様がいい~」そうです。そんな歌詞です。
04曲目「世界を革命するために1」はミュージカルの一場面が見えてきそうな感じ。「さあ、私とエンゲージして、参りましょう・・・」の変調部分が印象的。音色は完全にプログレですね。
06曲目「薔薇の花嫁」は絶品のラブ・バラード。「私のすべてをあなたに・・・」の詩がとても幸せ気分。こういう詩とメロディーはどんな時に思いつくんでしょうか。
12曲目「女の子の季節」は可憐なコミカル・ポップ。曲が短いのが玉に瑕だけど、まあ可愛いからOK。
15曲目「ありがとう愛を」はハッピーエンドのフィナーレに流れてきそうなメロディー。物語のほうもハッピーエンドだったのかな。
アルバム「la fillette revolutionnaire : Utena(邦題:さあ、私とエンゲージして・・・)」はディスク1にミュージカル、ディスク2にヴォーカル曲を収録した2枚組みCDボックス。とても不思議な魅力を持っています。
まるで引力に引っ張られているかのように何度も聴いてしまう・・・。そんなアルバムです。
JRT<ikuniweb~幾原邦彦監督公式サイト>
Melody Selection ベストセラーランキング
イーブックオフ [中古CD・DVD]
アニメ・キャラクターソング Anime / Character
いい曲聴くと気分爽快な感じ。
好みは青空のようにピュアでスムージー、詩やメロディー、そして歌声のいい曲です。
それを満たしてくれるのがキャラクターソング。
さらにキャラクターソングにはもう一つの要素が加わります。物語やキャラクターのビジュアルです。音だけでなく映像が加わるので曲のイメージがより一層膨らみます。
映画のイメージと連動する、タイアップ曲がヒットするのと同じことですね。…