フィギュアスケートってもの凄いプレッシャーのかかるスポーツだと思うんだよね。他のどんなスポーツよりも・・・。

例えばジャンプ。フィギュアの演技の中では、色々な種類のジャンプを何回も飛ばなければならないんだけど、これがまた技術的にとても難しい。なにしろ氷の上でクルクルクルと回転して、無事着氷しなければならないのだから・・・。どんなに練習した選手でも、その成功率はフィフティー・フィフティー。つまり五分五分ってこと。しかも、そんなジャンプを演技の中で何度も飛ばなければならない・・・。

おまけに演技の中でジャンプに失敗、転倒しようものなら、たちまち優勝争いから後退しかねない。しかも、演技は本番一回限りの真剣勝負・・・。選手にしてみれば、「自信ないけど大丈夫かな…」とか、「ジャンプは残りあと1回。成功して!」って感じ。想像しただけでも心臓バクバクものだけど、もし、そんな大会が、世界選手権やオリンピックのような大舞台ともなれば・・・。

そんなフィギュアの世界で戦っている女子の2強。浅田真央キム・ヨナ選手の感じているプレッシャーは、ほんと、もの凄いプレッシャーだと思う。お互い実力も拮抗していて、小さなミス、転倒でさえ勝敗を左右してしまうんだから。

でも、浅田真央選手にしても、キム・ヨナ選手にしても、そんなプレッシャーはきちんと克服してしまうんだよね。まだ二十歳にもなっていない少女なのに・・・。オレなんか、ちょっとしたプレゼンでさえビビってるんだぜ。ほんと、恥ずかしいよ。

プレッシャーの克服法って、それこそ人それぞれなんだろうけど、フィギュアスケートという重圧のかかる世界で生きている選手の言葉って、やっぱりとても説得力があると思うし、一般ピープルの俺たちにも、プレッシャー克服のヒントになると思うんだよね。あるインタビューで、浅田真央さんがこんなことを言っていたんだ・・・。

(緊張してるかもしれないけど) みんなも緊張してるから

個人的には、この言葉にピンときたんだ。実際、自分の実生活の中でも大いに参考になってる。緊張してるのは自分だけじゃない。苦しいのは自分だけじゃない・・・ってね。

緊張する緊張しないは、他人の目を気にしたり、比べたりするから緊張してしまうところもあると思うんだよね。でも、隣のあの人も、隣のあの子も緊張してるんだと思えば、不思議と心が穏やかになってくる。苦しいのは自分だけじゃないんだ。もっと緊張している人がいるんだって思えてね。

フィギュアスケートの2008年を締めくくるグランプリファイナルで、浅田真央選手が僅差でキム・ヨナ選手を抑えて優勝! キム・ヨナ選手も重圧のかかる母国韓国での開催にも関わらず、本当に見事な銀メダルでした。この2人、ほんと、ただものではないです。最強にして最高の美少女って感じ。

真央ちゃん、キム・ヨナさん。「ありがとう!」って感じだよ。

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フィギュアに学ぶプレッシャー克服法 苦しいのは自分だけじゃない!
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