ジョン・ウェイト(元ベイビーズ)、ニール・ショーン(元ジャーニー)らによって結成されたスーパーバンド「BAD ENGLISH(バッド・イングリッシュ)」。ニール・ショーンの華麗なギターとジョン・ウェイトのセンチメンタルなヴォーカル、そして、ジョナサン・ケイン(キーボード)によるポップなメロディによって一世を風靡したバンドです。
個性あるベテランによってブレンドされた音が特徴的。ロックが一層洗練され、モダンな音色に仕上がっています。
ジャーニー、フォリナー、ヴァン・へイレン(初期)、ナイト・レンジャー・・・。バッド・イングリッシュはそんな系図に入るバンドで、ライトかつキャッチーなロックを味わえるバンドです。
◆Bad English (#21 billboard 200)
01. Best Of What I Got (#9 Mainstream Rock)
02. Heaven Is A 4 Letter Word (#12 Mainstream Rock)
03. Possession (#21 Hot100)
04. Forget Me Not (#45 Hot100)
05. When I See You Smile (#1 Hot100) 試聴 iTunes
06. Tough Times Don’t Last 試聴 iTunes(USA)
07. Ghost In Your Heart
08. Price Of Love (#5 Hot100)
09. Ready When You Are
10. Lay Down
11. The Restless Ones
12. Rockin’ Horse
13. Don’t Walk Away
5曲目の「When I See You Smile」はビルボードで全米1位のヒット曲。ロックの名曲であり、パワー・バラードの名曲です。
6曲目の「Tough Times Don’t Last」は個人的にお気に入り。ビルボード的にヒットした曲ではないものの、メロディとロック加減が最高の一曲。ぜひ試聴で聴いてみてください。
◆Backlash (#72 billboard 200)
01. So This Is Eden
02. Straight to Your Heart (#42 Hot100) 試聴 iTunes(USA)
03. Time Stood Still
04. Time Alone With You 試聴 iTunes(USA)
05. Dancing Off the Edge of the World
06. Rebel Say a Prayer
07. Savage Blue
08. Pray for Rain
09. Make Love Last
10. Life at the Top
いい曲が目白押し。前作より完成度200%アップ聴きやすく仕上がりになっています。中でも2曲目が最高の一曲。「Straight To Your Heart」は間違いなくロックの名曲と言えるでしょう。
ジョン・ウェイトの声が個性的。ニール・ショーンの泣きのギターもいい音色です。
このバンド、「Damn Yankees」と共通点が多い感じ。ビックバンドの合併で結成された点や、共に2作で解散してしまったところなど。
「ダム・ヤンキース」のジャック・ブレイズとニール・ショーンは旧知の仲、「ダム・ヤンキース」という名前も、「バッド・イングリッシュ」の名から洒落で名付けたようです。双方、ピュア・ロックという点でも共通してたりします。
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