憑物語のED曲で活動再開を果たしたClariS(クラリス)。アリス卒業後は目立ったニュースが無かったが、新メンバーにカレンを迎えて新曲を発表。そのニューシングル「border」は、大晦日に放送される憑物語のエンディングテーマ曲として話題になっている。再び人気に火が付きそうな感じだ。
そのClariS(クラリス)の3rdアルバムがこの「PARTY TIME」。劇場版まどマギ叛逆の物語のオープニングテーマ曲やニセコイのOP曲など、タイアップ曲も数多く収録されている。曲調もキャッチーでスピード感のある曲が多く、なかなか聴き応えのあるアルバムだ。
■PARTY TIME
01. Drawing
02. CLICK (ニセコイ前期OP) 試聴iTunes
03. 眠り姫
04. Time 試聴iTunes
05. RESTART
06. コイノミ
07. STEP (ニセコイ後期OP) 試聴iTunes
08. ドライフラワー
09. トパーズ
10. かくれんぼ
11. カラフル (まどか☆マギカ新編主題歌) 試聴iTunes
12. Orange
ClariS(クラリス)と言えば、赤(クララ)と青(アリス)のイラスト、キャラクターが印象的。その2人組のキャラクター、イラストのイメージが強いためか、アリス(青のほう)が卒業してまっては、もはやClariS(クラリス)としては成立しないんじゃないかと思っていた。
しかし、蓋を開けてみればなんてことはない。アリスには申し訳ないけれど、新生ClariS(クラリス)の新曲「border (試聴)」はそれほど違和感も無くすっと聴けてしまった。顔出しをしてこなかったことが幸いしたのか、新曲を聴いてもはっきりとその違いが分からなかった。
新メンバーのカレンはヴォーカルでアリスが担当していた高音パートをそのまま引き継いでいる様子。カレンの声の影響なのか、全体的に若干ヴォーカルが元気(強く)なった気がする。ちなみに、カレンはアリスと同様、クララとは音楽学校のクラスメートだったらしい。
ClariS(クラリス)の魅力は、どこか懐かしさを感じさせる往年のアイドルソングのようなメロディにあると思う。だからこそ偽物語やまどかマギカのようなアニメの主題歌として起用されたとも言えるのだろうが、新曲の「border」でも、サビのメロディでなんとも言えない懐かしさを感じさせてくれる。ClariS(クラリス)には、ぜひとも今後もこの路線を守ってほしいものだ。
Reviewer: ごまめ – 2014-12-29
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ClariS(クラリス) 公式サイト
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