年末にNHKのBSで放送されていた植物男子ベランダー。いとうせいこうのエッセイ『ボタニカル・ライフ 植物生活』をドラマ化したものらしいが、主演のいい加減なベランダー、田口トモロヲといい、盆栽好きの松尾スズキといい、出演しているキャストがなんともいえない奇異な存在感を示している。

田口トモロヲ、松尾スズキ、古舘寛治、安藤玉恵といった俳優陣を見れば、それだけでもこのドラマが玄人受けしそうな作品だと分かるが、それ以上に、このドラマは演出自体がとてもシュールでエキセントリックな内容になっている。要するに、ドラマ自体が不思議ちゃんなのだ。

そして、そのドラマに流れてくる音楽が『大橋トリオ』というバンド・・・ではなく、トリオという名の大橋好規によるソロユニットだった。

ドラマ自体がそのシュールで奇異な雰囲気でとても中毒性があるのだが、大橋トリオの音楽もまた、ジャスのようなポップスのようなフォークのような?音色が混在としていて、なんともいえない不思議な魅力がある。


大橋トリオ / 「サリー」-episode3(少女編)-【試聴 公式PV】

 

■PARODY
01. PARODY
02. サリー 試聴 Apple
03. Cherry Pie
04. めくるめく僕らの出会い
05. 灰色の世界 試聴 Apple
06. eito
07. game over
08. くるみ 試聴 Apple
09. サーカス小屋 試聴 Apple
10. 君のいない冬 試聴 Apple
11. FLY

大橋トリオと聞いて一瞬、大橋のぞみと共に崖の上のポニョの主題歌を歌ったあのフォークバンドのことが頭に浮かんだ。「へぇ~、こんな歌も歌うのか」と。全然違ったけど。

音楽自体はスロウなジャズ風味でセンスいい音色。穏やかでありつつもキャッチーなメロディで。植物男子ベランダーの面白さ、センスの良さ、雰囲気も、この音楽に頼るところがとても大きいんじゃないだろうか。

シーズン2の最終回に流れていた『くるみ』を聴いて即決な感じ。

大橋トリオ、お気に入りのバンドになりそう。

バンドじゃないけれど。

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ベランダー主題歌の大橋トリオ、流れる音楽も植物男子!?
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