性格が八百屋お七でシクラメン 京極杞陽
NHKで放送していた「日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!」を見てたら、仮屋崎省吾さんがこんな俳句を推してた。「シクラメン」ってあたりがいかにも仮屋崎省吾さんらしいけどね。
句の解釈としては、俳人の金子兜太さん曰く「性格が八百屋お七のようだ、シクラメンよ」という意味らしい。芝居でお馴染みの八百屋お七と、別名「篝火花(かがりびばな)」と呼ばれるシクラメンとをかけているわけだけど、たまたま自分がミニシクラメンを育てていたこともあって、妙に印象に残ったりして。へー、シクラメンってそんな別名があったのね・・・ってな感じで。
それはそうと、シクラメンってクリスマスの時期によく出回る花だけど、育て方が良ければ春まで花が持つらしいよ。花と言えばすぐ枯れちゃうイメージだけど、シクラメンは実に3ヶ月以上もの間、花が咲き続けるんだって。もちろん、うちのミニシクラメンもまだまだ元気に咲いてます。
恋猫の共に落ゆく奈落かな 晴雨
八百屋お七でシクラメン 花言葉は赤く燃え上がる愛情!?