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■F1第14戦トルコGP(2006.8.27 イスタンブール)
F1も前回見てからだいぶ間が空きましたがトルコGPです。シューマッハの世紀の逆転劇が騒がれていたので久々に観戦しましたが、ペースカー導入の混乱でシューマッハが撃沈、早くも興味がそがれた形となりました。でもレース自体は随所でバトルがあってなかなか面白いレースでした。

優勝したのはフェラーリのフェリッペ・マッサ。マッサかよって感じでしたが、F1の世界も確実に世代交代が進んでいるようです。トヨタはポイント圏内での争いはしているものの、依然として優勝争いには絡めないようです。ここは引退が騒がれているシューマッハに一肌脱いでもらうしかないようですね。

■F1アメリカGP(2006.7.3 インディアナポリス)
久々に見たF1は北米ラウンド第2戦のUSAグランプリ。路面温度42℃というコンディションもあってスタート直後に多重クラッシュ、7台がリタイヤする厳しいレースとなりました。

優勝したのはポール・トゥ・ウィンのフェラーリ「ミハエル・シューマッハ」。同じくフェラーリのF.マッサが自身最高の2位に入り、3位にはルノーのG.フィジケラ。トヨタF1はワンストップ作戦の採用が功を奏し、見事J.トゥルーリが4位でフィニッシュしました。ポイントリーダーのF.アロンソが5位に終わったので、M.シューマッハとのドライバーズ・ポイント差は「19」。後半戦に向けてタイトル争いが面白くなってきました。

トヨタ&ホンダの日本勢は相変わらずで今年中の優勝は難しそう。優勝を誓っていたホンダも最近は不調で、コンストラクターズ(チーム成績)でトヨタにも抜かれそうな気配です。というより・・・トヨタもっと頑張れよ、といいたいところですな。(2006.7.5)

■F1日本GP(2005.10.9 鈴鹿)
F1のタイトルは大抵日本GPがヤマ場だったんですが今年は既に決まってました。それだけアロンソ(ルノー)が強かったということなんでしょうね。
勝ったのはキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)。最終周で一気にトップに立って優勝しました。トヨタのラルフ・シューマッハーは予選1位ながら結果は8位、同僚のヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)は佐藤琢磨(BARホンダ)の横槍が入ってリタイアとなってしまいました。日本GPということでかなり気合の入っていたトヨタだけに、今回はちょっと残念な結果となってしまいました。

ところで、皇帝ミハエル・シューマッハの来季はどうなるのでしょうか。弟のラルフと一緒にトヨタで走ったら面白いんだけどなあ。

■F1モナコGP(2005.5.22 モンテカルロ)
F1もしばらく見てませんでしたがやっぱりモナコだけは別。今年も何気に見てました。
それにしても、よくあんな狭い道を走るよな・・・って感じ。自分もモナコを何回か走ったことありますが、いつもクラッシュしていました(ゲームですけどね)。

モナコのレースを見る度に「熱海」を思い浮かべるのはオイラだけでしょうか・・・。

トヨタは相変わらず好調なようですね。ライコネン、モントーヤ速し。でもシューマッハ&フェラーリーがちょっと心配になってきました。

■F1マレーシアGP(3月20日セバン)
F1マレーシア・グランプリでトヨタのヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が2位に入ったという速報が!トヨタにとってはF1参戦4年目、準備期間を合わせると7年目にして初の表彰台となりました。

トヨタといえば自動車業界ではビッグネームですがF1の世界ではまだまだ新米の存在。そのトヨタが表彰台、しかも2位とは驚きでした。サッカーで言えばワールドカップで日本がベスト4に入るぐらいの快挙。たまたま見たF1がまさかこんなビッグニュースになるとは思いませんでした。

最近はフェラーリ&シューマッハの独壇場だったのでいまいち見る気がしなかったF1ですが今年はちょっと様子が違うようです。
フェラーリ、マクラーレン、ウイリアムズ・・・この3強によって争われてきたF1も今年は数年ぶりに勢力図の塗り替えがありそうです。1・2戦とも勝ったのはルノー勢、王者フェラーリは明らかにチーム力を失ってる感じです。しかも2戦目でトヨタが表彰台ですからね。

まだ2戦が終わった段階なのでなんとも言えませんが、もしかしたらトヨタがチャンピオンってこともありそうです。
トヨタのエンジニアのインタビューを聞いてるとエンジンにはかなり自信を持っているようですし、車体のほうもルノーからマイク・ガスコイン氏を獲得して万全といった感じです。同様にルノーからヤルノ・トゥルーリ、ウイリアムズからはラルフ・シューマッハ(ミハエル・シューマッハの弟)を獲得してドライバーのほうも実力者を揃えています。

とはいえ王者フェラーリ&皇帝ミハイル・シューマッハもこのまま黙ってはいないでしょう。というより終わってみればやっぱりフェラーリかよってオチになってるかも知れませんけど・・・。
いずれにしても今年は面白そうです。次戦は砂漠のグランプリ、バーレーンGP(4月3日)です。

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片山右京 F1 Blog

F1トヨタ観戦記

F1トヨタ観戦記」への13件のフィードバック

  • 2005-03-21 13:07
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    今年のF1は、面白い?かも

    マレーシアGPも終わりました。琢磨選手が、ウィルス性の発熱で急遽出場取りやめになって、日本人としては楽しみが少なくなってしまった訳ですが、TOYOTAが悲願の初…

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  • 2005-03-21 15:20
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    F1世界選手権 第2戦 マレーシアGP トヨタは初表彰台!

     新レギュレーションにより注目度が高い複数番のレース、F1第2戦マレーシアグランプリが灼熱のセパンサーキットで行われ、ルノーのフェルナンド・アロンソが優勝、トヨ…

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  • 2005-03-21 20:29
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    なんだトヨタかよ…。

    F1第2戦マレーシアGPが終わりました。アロンソおめでとう!!トゥルーリおめでとう!!という気持ちにはなる。しかし…、ルノーおめでとう、トヨタおめでとう、という…

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  • 2005-03-22 21:54
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    マレーシアGP決勝

    今度はアロンソくんです。(←どうしてもくん付けしてしまう)
    約2年ぶりの優勝でしたね。安定していました。
    ヤルノは前回みたいにズルズル下がらずにそのまま…

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  • 2005-05-23 01:31
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    ライコネン初の2連勝!ウィリアムズがダブル表彰台

    マクラーレンのキミ・ライコネンが鮮やかなポール奪取を披露し、観客を魅了した2005年F1世界選手権第6戦モナコGPの最終予選。約3時間のインターバルを挟んで、伝統の一戦はついに決勝本番を迎えた。…

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  • 2005-05-23 08:55
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    モナコGP

    ライコネン2連勝。後半、ハイドフェルド&ウェバー快走。しかしBAR不在でやっぱりイマイチ燃えず(-.-;)ウェバーに抜かれる時のアロンソの強引なショートカットに興ざめ(*_*)いや、別に面白くなかったわけじゃないです。ただBARがいないから寂しいっす・・・。後半は結構キテまし…

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  • 2005-09-17 04:13
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    TOYOTA F1 BSへ 次なる武器は宝刀カンバン方式

    トヨタが世界を制した伝家の宝刀でF1も制す。
    1年目から始まるコンサバ傾向のシャシー&エンジン。
    今季はようやく予選での早さを見せるものの、今ひとつロングランでの早さに欠る。
    それでも特筆すべきは、自動車メーカーとしての最大のアピールポイントである信頼…….

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  • 2005-09-17 04:16
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    F1 NEWS 気になるニュース④

    世界の巨人トヨタがさらなる投資。
    F1通信:トヨタ、2つ目の風洞建設発表
    日本がどんなに不況でもトヨタには関係ないようである。いつも撤退と隣り合わせだったF1計画も今季の躍進で投資続行と規模拡大が承認されたようですね。富士でのF1開催も視野に入れての動きでし…….

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  • 2005-09-18 18:17
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    TOYOTA F1 BSへ 次なる武器は宝刀カンバン方式 ②

    TOYOTA F1 BSへ 次なる武器は宝刀カンバン方式の続き。
    前回はBSへスイッチするのはなぜだろう?と言う内容だったのだが
    今回は、トヨタが世界の製造業を改革した「カンバン方式」とタイヤスイッチのお話。
    トヨタが誇るカンバン方式というのはそもそも…
    Jus……

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