声優、山口理恵の1stアルバム「アンジュの弦想」。
1曲目からアップビートな楽曲が続くかなり聴き応えのあるアルバム。「アンジュの弦想」という不思議なタイトル。そのタイトルから連想されるメロディが、その期待を裏切ることなくドラマチックに流れてきます。
1曲目には往年の人気バンド「レベッカ」のヴァージニティーをチョイス。とはいえ、曲のほうは声優らしく台詞入りの一味違う趣向となっています。台詞のおかげか、オリジナルよりも高揚感がある感じ。映画やアニメを見た上で、そのテーマ曲を聴いている感じと似てるかも。
2曲目の「響鳴のカルディエラ(なすなか理恵のなまきがえ テーマ曲）」も、これまたパワーのあるメロディラインでスマッシュヒット。アルバムでは一番いい曲かも。このままファンタジーもののゲームや、アニメの主題歌などに使えるんじゃない？ってぐらいにメロディアスでグッドです。
一方、4曲目の「Embrace the Night」や10曲目の「君がくれた飴」などは、一転してとてもムーディーな感じ。思わず幼なじみの女の子を思い出したりして？な感じの歌声とラブバラードです。
■アンジュの弦想
01. ヴァージニティー
02. Strings #１（モノローグ）
03. 響鳴のカルディエラ 試聴 フライングドッグ♪
04. Embrace the Night（戦律のストラタス EDテーマ）
05. ボクの空（なすなか理恵のなまきがえ テーマ）
06. Strings #２
07. Eternally
08. 大切なこと
09. Strings #３
10, 君がくれた飴（気づいてゾンビさま、私はクラスメイトです カップリング） 試聴 ユーチューブ♪
アルバムを聴いていると、その優しげな歌声に癒される感じ。アニメでいえば王道のヒロインタイプ。いや、お姉さんタイプの幼なじみ？って感じか・・・。聴いててなんだかホッとする歌声です。
山口理恵という声優。思うに、声質・声色が良いのだと思う。キンキンヴォイスでもなく、声優によくある萌えヴォイスでもなく。かといって、一般の女性ヴォーカルのように声色が無さ過ぎるわけでも無いので、聴いてて良い感じに琴線にふれてくるのだと思う。
Reviewer: ごまめ – 2011-12-17 |
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山口理恵『アンジュの弦想』インタビュー 【アニカンインタビュー】