ジョニー・シンバルは1960年代に活躍したアメリカのポップ・シンガー。といっても、出身はイギリスのスコットランドで、その辺も影響しているのか、オールディーズとしては他のアーティストに比べだいぶ毛色が違う感じです。
1963年には「ミスター・ベースマン」をビルボード全米16位にチャートイン。その後もシンガーや作曲家、プロデューサーとして幅広く活躍、エルヴィス・プレスリーにも楽曲を提供するなど、マルチな活躍を続けました。
The Very Best of Johnny Cymbal |
01. Mr. Bass man (#16 Hot100) 試聴iTunes
20. Sacred Lovers Vow
03. Teenage Heaven (#58 Hot100)
04. Cinderella Baby
05. Dum Dum Dee Dum (#77 Hot100)
06. Marshmallow
07. There Goes a Bad Girl
08. Robinson Crusoe on Mars
09. Little Miss Lonely
10. 16 Shades of Blue
11. Cheat! Cheat!
12. Mr. Bass Man [別テイク]
代表曲は「ミスター・ベースマン」。タイトルそのままに「ベースの音」を前面にフューチャーしたリズミカルな曲です。といっても、ベースを弾いてるのはロニー・ブライトというベース奏者らしき人の「声」だけどw
ボン、ブン、ボン、ボ、ボン、ボン、ブン、ボン、ボ、ボン…
もろに「声」でベースを弾いてます・・・。今で言うボイスパーカッションってやつ?。正直上手いのか下手なのか微妙な感じw 洒落で作った曲なのだろうか・・・。聴いた感じでは、酒でも飲んでその勢いで作った曲なんじゃないか?って感じです。でも、オールディーズとしては定番な楽しさ。遊び心一杯です。
また、ジョニー・シンバルは坂本九の「明日があるさ – Pack Of Lies(試聴 ユーチューブ)」をカバーしたことでも有名。アメリカでどのくらいヒットしたのかは定かではありませんが、さすがは坂本九って感じです。日本でも「明日があるさ」はウルフルズ&ジョージアでヒットしたしね。
今やかなり貴重となったジョニー・シンバルのCD。コンピではよく見かけるも、単発ではたぶんもう発売されないんだろうなぁ。
P.S. おまけにデューク・エイセスの「ミスター・ベースマン(試聴 ユーチューブ)」」もどぞ!
P.S. もう1つおまけに、九重祐三子 & 田辺靖雄の「ヘイ・ポーラ – ミスター・ベースマン (試聴 ユーチューブ)」もどぞ!
Reviewer: ごまめ – 2010-01-21 | TREview
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ジョニー・シンバル【オールディーズの時代】