上原多香子のソロアルバムは穏やかな海のよう

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SPEED解散後にソロ活動をスタートした上原多香子さん。そのファースト・アルバムがこの「first wing」です。
アルバムはしっとりと落ち着きのあるメロディーで統一。ちょっぴり大人になった彼女の音楽は、とても柔らかな雰囲気で満たされています。

作曲は全曲「ЯK works」こと河村隆一さんによるもの。その切ないメロディーに、彼女のソフトに響く柔らかな歌声が重なると、とても情感豊か。河村隆一さんもバックコーラスとして参加しており、彼の壮大で艶やかな歌声が曲のグルーヴ感をさらに上へと押し上げています。

■first wing
01. So Blue
02. Bird’s Cage　試聴iTunes
03. step the time
04. my greatest memories
05. Sail
06. リアリティ
07. Come close to me　試聴iTunes
08. Empty
09. first wing
10. ONE DRIP OF WATER
11. for you
12. my first love

１曲目の「So Blue」と２曲目の「Bird’s Cage」はアンニュイな雰囲気をまとうキャッチーなポップ。
７・８曲目の「Come close to me」と「Empty」あたりがハイライトで、河村隆一さんらしい切ないメロディーにとても癒されます。

上原多香子さん、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」の挿入歌「ブルー・ライト・ヨコハマ」が話題となりました。そんなきっかけもあって手にしたアルバムですが、SPEEDのイメージとは全く違う雰囲気にちょっとビックリ。というか安堵・・・。一気に好きになってしまいました。

メロディーも歌声もリラックス・・・。ふと気づくと和んでいる自分に気づくのです。

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