「公式サイト」: 試聴
女優や歌手などマルチな才能を発揮する松たか子さん。「いつもふたりで」の谷町瑞穂役や「明るいほうへ 明るいほうへ」の金子みすゞ役等、ドラマで見せる凛とした表情がなんとも魅力的です。
歌手「松たか子」もそんな爽やかな雰囲気で一杯です。穏やかな楽曲に清らかな歌声・・・。アルバム全体がとても優しい雰囲気で満たされています。
■five years – singles
01. 明日、春が来たら
02. I STAND ALONE
03. WIND SONG
04. 真冬のメモリーズ
05. サクラ・フワリ 試聴iTunes
06. ごめんね。
07. Stay with me
08. 夢のしずく
09. 月のダンス
10. 桜の雨、いつか
11. 優しい風
12. コイシイヒト
13. 花のように(moonstruck version)
05曲目「サクラ・フワリ」がいい。旅、汽車、窓越しに物思いにふける主人公・・・。まるでそんなワンシーンが見えるようです。レトロな雰囲気もグッドです。
08曲目「夢のしずく」もノスタルジックな雰囲気の一曲。作詞・作曲を松たか子さんが担当しています。サビから続くもう一つのブリッジ・パート「伝えたいもっと、限りない思いを~」の変調部分がとても印象的です。
11曲目「優しい風」はマイナーコードの切ないメロディーが魅力的。バラードの王道を行く、美しさと儚さを持ったとてもいい曲です。
■home grown
01. Clover
02. 冬のトレモロ 試聴
03. 明日にくちづけを
04. バニラアイス
05. 愛が私に教えてくれたこと
06. 恋のわすれかた
07. 真昼の月
08. 花のように
09. 日曜は何処へ行った?
10. Interlude~home
11. 白い坂道
12. home
2曲目「冬のトレモロ」が凄い。名曲です。サビのメロディーがとても切なくてロマンティック。松たか子さんの曲の中では一番のお気に入りです。試聴があるのでぜひ聴いてみてください。
6曲目「恋のわすれかた」では作曲を披露。ソングライティングの高さを感じると同時に、彼女の目指す「音」がどういうものなのかを実感できます。
8曲目「花のように」もいい。どこか懐かしさと郷愁を誘うメロディーで、「戻れるなら・・戻れるなら・・・」の詩が心に残ります。
アルバム「five years – singles」は、デビュー曲「明日、春が来たら」から2001年発表の「花のように」までのシングルを全て集めたベスト盤。おすすめです。
一方「home grown」は、ベスト盤以降、2003年に発表されたアルバム。彼女らしい穏やかさが一層光り輝いています。ある意味ベスト盤以上におすすめかもしれません。切ないメロディーがてんこ盛りです。
Melody Selection ベストセラーランキング
イーブックオフ [中古CD・DVD]
松たか子『自然で当たり前の気持ち』 : ORICON STYLE
松たか子さんは 昨年秋「ミスSaigon」の舞台で見ましたよ。
主役のキム役でしたけど 今までのイメージが変わりました。
優しい穏やかなところばかりではない
力強さ・・あ、これはキムの役のイメージかもしれませんが・・・・・
アルバム聞いてみたくなりました。
ミス・サイゴン、そういえば帝国劇場でやってましたね~。そうでしたか、松たか子さんも出演していたのですね・・・。
松たか子さんはやっぱり存在感があります。お父様の影響なのでしょうか、なんていうか「目力」があるような気がします。なんていったって松本幸四郎殿の目力はすごいですからね~。
CDは至って大人のムードです。イメージ的には女優、現在は歌手活動に専念している今井美樹さんとダブるところも多いです。一方、松たか子さんの方は、逆に女優活動に専念しそうな気配です。むぅ。
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