お盆も過ぎていよいよ秋といったところ。今日は涼風が気持ちいい一日でした。そういえば暦の上ではもう秋なんですよね。
毎年、夏になると戦争について考えさせられる事が多いです。今年は戦後60年ということもあって、とりわけそういう気持ちになりました。
差別や人権侵害、そして戦争・・・。これまで人類が犯してきた過ちの歴史を見ていると、いかに人間が弱い存在かを思い知らされます。
人間の弱さ・・・。
人は言葉のコミュニケーションによって相手に自分の気持ちを伝えることが出来ます。でもちゃんと自分の気持ちを伝えることが出来たかと言えば、実はそうでも無かったりする。どれだけ自分の気持ちを伝えられただろう。もしかしたら3分の1も伝わっていないんじゃないだろうか・・・。時々そんなもどかしさを感じる時があります。
コミュニケーションは本当に難しい。「ギヴ・アンド・テイク」じゃないけれど、文句を言いたくなる気持ちを抑えて相手の話を聞かなければ、到底こちらの話を受け入れてくれるものではありません。
けれどもコミュニケーションには新たなコミュニティを作り出す力があります。ひとたび相手に話しかけると、そこには少なからず信頼関係に基づいたコミュニティが生まれます。近所のお母さん方のおしゃべりもひとつのコミュニティですし、ブログのつながりもまた一種のコミュニティみたいなものですしね。
最近、近所付き合いや地域の集まりみたいなものが少なくなったと言われています。自分もお盆をのんびり過ごしてみて、ふとそんな気持ちになりました。やっぱり世の中どんどん便利になると、人と人とのつながり、助け合いも希薄になるんでしょうか。ちょっと寂しい感じがしました。
やっぱりこれからは地域社会の発展や福祉のためにも、かつての「井戸端会議」のような近所付き合いの復活が必要なのかもしれません。どんどん人に声をかけて信頼関係を築く。そして新たなコミュニティを創り出す・・・みたいにね。
戦争もそんな人間の弱さ、コミュニケーション不足から繰り返されているとしたら・・・。そんなことを考えるとちょっと恐ろしくなります。人は何のために言葉を持っているんだろうってね。
はじめまして。
坂本真綾でここの記事を紹介させていただいたので、TBさせていただきました。
該当ページになぜかコメントができないので(過去記事だからでしょうか?)、こちらから失礼します。
コミュニティ論、同感です。
特にブログは1人の人を多角的に知ることができるメディアとして、
たいへん興味深いです。
ただ、大切なブログ仲間が先日ブログを閉鎖し、今は動揺しています。
40代のオタ&ミーハーブログで照れますが
もし少しでも接点あるようでしたら、
コメントいただければ嬉しいです。
では。
悲しい経験も
はじめまして。
TBありがとうございました。リンクがあるTBは久しぶりだったので嬉しかったです。コメント、できませんでしたか、なんででしょう?。特に制限はしてないので混んでたのかもしれませんね。
ネットには独特のコミュニティーがありますが、ブログはその最たるものかもしれませんね。お友達が居なくなったのはさびしい限り。自分も似たような経験あります。入れ替わりの激しいネットの宿命でしょうか・・・。でもまたそのうち復活されるかも知れませんよ。この辺もネットの良さですから。
接点は大有りだと思います。だって坂本真綾ファンですから!
ではでは、また伺いますのでその時はよろしくです。
はじめまして^^
インターネットで検索し、辿り着いた者です。
ブログを読ませていただきました。
とても勉強になりました。
とは言うものの、私自身がコミュニケーション不足でして
”ひとたびの話が信頼関係を生む”
それができないのが現状なんですよね(;:
本当、もう少し勇気があればって思うことが沢山あります。
そういう時は泣きたくなるほど辛いです。
けど、やはり自分から・・・・ですよね^^
少しづつ(ぉぃ)頑張ってみたいと思います。
ありがとうございました。
コメントありがとう!
コミュニケーションはなかなか難しいです。よく知った仲なら気軽に話せるんですけどね。
>けど、やはり自分から・・・・ですよね^^
たぶんみんな同じ気持ちだと思いますよ。
自分からアプローチするのはなにかとドキドキものですよね。オイラもそうですよ、わりと。
でも基本的に話しかけられて悪い気になる人はいないと思うので、時にはちょっと積極的になるのもいいかも・・・。
でもだからって無理してどんどん積極的になる必要はないと思いますけどね。
コミュニティにおける大人と子供の棲み分け
ネットコミュニティの多くは、ターゲットをよほど絞ったサイトでない限り、大人も子供も共存することになる。
しかし、多くの場合、大人と子供の利用スタイルには明らかな差異がある。
もっとも、大人と子供の明確な線引きは無いが、小学生、中学生前後の年齢の児童達…….