「将棋とは遊びであり教養である」
NHK人間講座での米長邦雄永世棋聖のお言葉です。
深いです。思わず唸ってしまいました。
将棋には定跡という基本がありますが、実際に勝負を決めるのは定跡を超えた「直感力」の差だったりします。まして終盤の詰めの段階にくると、どこか立体的なパズルを解いているような気持ちになります。
これはもう頭の柔軟さ、右脳勝負な感じです。
一方、将棋の定跡ももちろん大事です。定跡とは古くから先人により研究されてきた将棋の手筋で、これを知ってると知らないとでは勝負にならないと言っていいぐらいです。こちらはどこか数学の証明をしているような気持ちになります。直感というよりも「分析力」といったところでしょうか。ミスや見落としをいかに無くすことが出来るか、これが問われます。
こちらは左脳、いかに多くの情報を分析出来るかの勝負です。
そう考えると、やはり将棋は1つのゲームであり教養、研究するにふさわしいものなのかもしれません。といっても自分は教養と呼べるほど会得してませんけどね。「ハンゲーム(無料)」というサイトが便利です。棋力アップにはやはり実践ですね。
将棋は難しいです。
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米長邦雄 将棋とは遊びであり教養である
★★★★☆「人生一手の違い」米長邦雄、祥伝社(1994/2)¥560
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