CDを高音質でデータ化したい。だけど、なるべく簡単に・・・。音質や設定はどうするの?。

自分なりにいjろいろ調べてみた。例えばココ「MP3の音質徹底比較」。でも、一通り調べての感想は、「そんなに差はないだろうな」といったところ。自分にとっては「いかに簡単かつ高音質に」が鍵なのだ。

出てきた答えが「MP3」と「WMA」。あとは圧縮・変換するソフトやその設定数値(音質)の問題だけ。

■iTunesでMP3に変換
ソフトは「iTunes」。
ファイルの種類は「MP3」。
ビットレートは「320kbps」。

iTunesでCDをMP3変換。ビットレートは「320kbps」。これが一番簡単でベスト。ビットレートの数値は、HDDやメモリの大容量化が進んだ今となっては、限界一杯の「320kbps」がベストと言える。変換方法にCBRとVBRがあるが、これもファイル容量を抑える必要が無ければ、CBRでそのまま変換してしまったほうがいい。

専門家に言わせれば「iTunesでの変換は音質がイマイチ」らしい。でも、人間の耳ではその違いを聞き分けることはほぼ不可能なので大丈夫。ましてや、電車や歩きながら聴くのだとしたら100%問題無い。エンコードエンジンも高速&有名だし、なにより音楽プレイヤーなどとの連携で便利だ。

変換の際、一番面倒なのが曲名やアーチスト名などの情報入力・・・。でも「iTunes」の場合、CDを入れれば勝手に調べてくれる。どんなCDであっても、ほぼ手動で曲名などを入力する必要が無い。その情報量はおそらく「Windows Media Player」の持つデータベース以上。この手間の省略は大いに魅力だ。

■WMPでWMAに変換
ソフトは「Windows Media Player
ファイルの種類は「WMA
ビットレートは「128kbps

こちらの方法もある意味ベストな変換方法。「WMA」は「MP3」の約半分のサイズで同等の音質が得られる。この点が最大の魅力で、一般的には、「128kbps」のビットレートでCDと同じ音質と言われている。

ビットレートはMP3のように上げてもいいとは思うけど、公にはそれ以上数値を上げても変化は無いことになっている。つまり、ビットレートを上げても人間の耳では聞き分けられないと言っているのだ。よって、元の音源がCDである限り、ビットレートを上げることはあまり意味が無いと思う。

仮に、同じCDを「128kbps」で変換すれば、MP3だと「CD並み」の音質にしかなならいが、WMAだと「CDと同等」になる。

問題はファイルサイズと互換性。「WMA」はファイルサイズを小さくできる点が魅力だけど、そのかわり互換性は「MP3」と比べるとイマイチ。「WMA」では流行の「iPod」では聴けないし、また、ライセンスの関係でPCを買い換えた時に聴けなくなってしまう恐れもある。

変換の際には、オプション「保護された音楽を録音する」のチェックを外しておくといいかもしれない。

その他にも、いろいろな圧縮・変換方法(AACやOGGなど)があるけど、互換性はさらに低くなる。CD-Rに焼いてステレオやDVDプレーヤーで聴いたり、HDDプレーヤーなどの携帯プレーヤーで聴く場合は注意が必要だ。

色々なケースも考えると、やはり「MP3」に「320kbps」で変換するのが無難な気がする。容量をどうしても小さく収めたい人は「WMA」で「128kbps」に変換したり、VBRでMP3に変換してファイル容量を小さくするのが良いと思う。

WMAとMP3の音質比較! ビットレートや数値の設定は?
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